2011年4月29日金曜日

ディズニー初の日本語電子書籍がリリース!

  ウォルト・ディズニー・ジャパンは、28日、iPhone/iPad対応電子書籍『プーさんの はちみつ みーつけた』の配信を開始した。価格は115円。
ウォルト・ディズニー・ジャパンとして、日本語の電子書籍を発売するのは今回が初めて。

  ウォルト・ディズニーは、2010年4月からiPhone/iPad対応電子書籍の配信を始めており、これまでに10タイトルをリリース。ダウンロード数の合計は、150万ダウンロードを超えるなど、人気アプリを制作している。

  『プーさんの はちみつ みーつけた』は、既に英語版、ドイツ語版、フランス語版、スペイン語版を配信しており、合計10万本以上がダウンロードされる人気を誇っており、日本語版も人気となることが予想される。

  同書は、くまのプーさんを主人公に、触って遊べるインタラクティブな内容になっている。あらかじめ用意されたナレーションの他に、自分で声を録音して再生することも可能だという。

■詳しくはこちら
プーさんの はちみつ みーつけた(iPad)

プーさんの はちみつ みーつけた(iPhone)

iPad・iPhone対応のディズニー「プーさんの はちみつ みーつけた」を28日より配信開始 - ナビコン・ニュース

ディズニー、日本でiPad/iPhone用電子書籍を発売 - CNET Japan

ウォルト・ディズニー、日本電子書籍市場に参入 - 電子書籍情報が満載! eBook USER

新潮社:電子書籍案内サイトを開設!今後全点を電子化へ!

  新潮社は、26日、電子書籍配信サイト「Shincho LIVE!」をオープンした。
これは、新潮社が配信している電子書籍のナビゲーションサイトで、新潮社自身が直接販売するのではなく、各社へのナビとして役割を果たすサイトとなる。

  案内している配信元は、ケータイ、PCの他、iPad、iPhone、Android、GALAPAGOS、Reader、biblio Leafとなっている。価格は、紙版の概ね8割程度に抑えられている。

  28日現在の対応書籍数は、計577点(内ケータイ577点、iPhone446点、iPad49点、Android48点、GALAPAGOS48点、Reader48点、biblio Leaf48点、PC48点)。

  新潮社では、今後権利関係の難しいものや著者の許諾を得られないものを除き、出版する全ての新刊書籍を発売から半年後に電子化する方針。

■詳しくはこちら
Shincho LIVE!(新潮ライブ!)|新潮社の電子書籍ライブラリー

新潮社が電子書籍配信サイト、価格は紙の8割 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

新潮社が電子書籍サイト:社会:スポーツ報知

すばる社全電子書籍を450円セール!70円はチャリティに!

  すばる社は、28日から5月5日までの間、「言葉の力」アプリフェアと題し、同社発行の全電子書籍を通常の700円(800円)から450円に引き下げるセールを開催する。

  この間、1アプリダウンロードにつき、70円を東日本大震災の義援金として、日本赤十字社を通し、寄付するという。
同フェアは、併せて廣済堂の電子書店アプリ「BOOK GATE」上での行われる。

  対象書籍は、『誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール
』『iPad・スマートフォン・クラウド・Twitter…で結局、何が変わるんですか?』「「不安イライラクヨクヨ」がなくなる本』『本当に好きな人と世界でいちばん幸せになる!』など、ビジネス、教養・実用、心理・ライフスタイル、恋愛エッセイの4ジャンル、計58点。

  集まった義援金などの詳細は、公式サイトにて発表される予定。


■詳しくはこちら
がんばろう!! 日本 すばる舎「言葉の力」アプリフェア 開催のお知らせ

すばる舎、電子書籍全アプリを450円に値下げ - 「言葉の力」アプリフェア | ブック | マイコミジャーナル

電子書籍ストア「BookLive!」バージョンアップ!電子書籍1冊無料キャンペーンも!

  BookLiveは、27日、同社の電子書籍ストア「BookLive!」の専用Androidアプリ「BookLive!Reader」をバージョンアップした。

  今回のバージョンアップにより、「コンテンツ保存先切り替え」機能が実装され、購入したコンテンツをSDカードに保存できるようになった他、アプリ内決済、手動しおり機能などが実装された。

  「BookLive!」は、クラウドで電子書籍を管理できる点が特徴のサービスで、購入した書籍は最大3端末より購読が可能。現在2万冊以上の電子書籍が用意され、主要出版社の多くの書籍を取り扱う。

  今回のバージョンアップを記念して、28日から5月26日までの間、「テルマエ・ロマエ」「鈴木先生」など注目のコミック・書籍11作の中から1点を無料ダウンロードできるキャンペーンを開催している。
  5月13日以降には、別のタイトルの配信も予定しているという(計22作品になる予定)。


■詳しくはこちら
電子書籍ストア BookLive! 人気の電子書籍をいつでも簡単に!

電子書籍ストア「BookLive!」アプリがバージョンアップ | RBB TODAY (ブロードバンド、その他のニュース)

「BookLive!Reader」が大幅バージョンアップ!話題作を1冊無料ダウンロードできるキャンペーンも開始 - japan.internet.com

hon.jp DayWatch - 電子書籍販売サイト「BookLive!」、ゴールデンウィーク向けにコミック・電子書籍1巻無料キャンペーンを開始

ハーレクイン専門電子書籍アプリ、配信開始!

  アクセルマークは、27日、恋愛小説・コミックスの出版社、ハーレクインの電子書籍専門配信ストア「ハーレクイン ストア」を開設し、iPhone/iPad向けのストアアプリの提供を開始した。アプリの価格は無料。

  既にハーレクインネットショップはオープンしているが、ストアアプリ配信により、より簡単に同社の書籍を楽しむことが可能になる。

  同アプリ配信のコミックは50ページ、小説は30ページが無料で立ち読み可能。
価格はコミックが350円、小説が600円。

■詳しくはこちら
ハーレクイン ストア

ハーレクイン オフィシャルサイト

女性の愛読書「ハーレクイン」の電子書籍サイトがオープン! 恋活ニュース

アクセルマーク、ハーレクイン専門の電子書籍ストアアプリをリリース - 電子書籍情報が満載! eBook USER

2011年4月25日月曜日

被災地支援の電子書籍に30名のクリエイターが協力!

  角川コンテンツゲートは、スマートフォン(iPhone/iPad/iPod Touch)向けに被災者支援のチャリティ書籍「Pray for JAPAN from JAPANESE CREATOR vol.01」を3月31日から発売している(9月25日まで発売)。

  同書の価格は450円。売上の全額を(Appleへの手数料30%を差し引き後の全額)を日本赤十字社を通じて、被災地支援に寄付される。
  同書は、電子書籍配信スタンド「BOOK☆WALKER」上で購入できる。

  同書は、角川書店が発行するアニメ雑誌「月刊ニュータイプ」に縁のあるクリエイターや企業が寄稿した応援イラストやメッセージをまとめ電子書籍化したもので、オリジナルイラスト集となっている。

  参加者は、下記の通り。
  As'まりあ/いとうのいぢ/小笠原智史/唐沢なをき/河森正治/菊池聡延/黄瀬和哉/木野下澄江/古賀誠/後藤隆幸/ことぶきつかさ/小森高博/コヤマシゲト/島田フミカネ/新條まゆ/スカイエマ/高田明美/高村和宏/武内崇(TYPE-MOON)/永野護/西村誠芳/pako/長谷川眞也/林明美/氷堂涼二/平尾リョウ/水島精二/安彦良和/ufotable/redjuice

  なお、同社では9月以降も電子書籍の出版を計画しており、継続して被災地支援に協力する姿勢を示している。


■詳しくはこちら
BOOK☆WALKER

WebNewtype-チャリティー電子イラスト集「Pray for JAPAN from JAPANESE CREATOR vol.01」

PARY FOR JAPAN書籍化 2011/04/25(月) 11:03:25 [サーチナ]

ニューヨークタイムスの有料購読者10万人を突破!

  アメリカの大手新聞社「ニューヨークタイムス」は、21日、デジタル版の有料開始後3週間で、購読者数が10万人を超えたと発表した。
  これは、有料化開始後のプロモーション期間に獲得した読者で、その後の継続比率は発表されなかったが、10万人という数字は好調としている。

  同紙は、3月28日から有料化を開始。4週間で15ドルから35ドル(デバイス等による)、毎月20本の記事までは無料提供、紙版の購読者は、デジタル版も無料で閲覧できるサービスを提供している。
  今後、Kindle、バーンズアンドノーブルの「Nook」版の購読者も追加料金不要で閲覧可能になる予定。

■詳しくはこちら
hon.jp DayWatch - 米New York Times紙、デジタル版の有料購読者が3週間で10万人を突破

セブン・イレブンでの電子書籍出力サービス開始へ!

  スターティアラボは、セブン・イレブンの店舗内にある複合コピー機で、電子書籍を出力できる新サービスを26日より開始する。
  これにより、同社のサービス「ActiBook」で作成された電子書籍を、セブン・イレブン内のマルチコピー機で印刷できるようになる。

  「ActiBook」は、小学館や角川グループパブリッシングなど、710社以上の採用実績がある。

  現在は、会社や自宅のパソコンを通してしか印刷できないが、今回、富士ゼロックスのネットプリントに対応することで、同サービスのシステムにアップロードしておけば印刷可能となる。
  作成した電子書籍は、インターネット経由で登録し、発行された番号を店頭端末に入力する仕組みだということ。

  出張先で自社パンフレットを印刷するなど、顧客開拓に繋げるなどの利用方を見込んでいるという。

  電子書籍というよりも電子パンフレットといった形での利用が中心のようだが、今後より低価格でのサービスが進めば、同人誌など個人ユースでの利用も考えられると思われる。


■詳しくはこちら
電子ブック作成ソフト、デジタリンクアクティブックで手軽にebook作成

スターティアラボ、セブン-イレブン店頭で電子ブックを印刷可能に - japan.internet.com

スターティアラボ、電子ブックを出張先でも印刷可能に:日本経済新聞

2011年4月22日金曜日

電子書籍やコミックの不正コピーを見つけ出すサービス開始!

  新日鉄ソリューションズ株式会社は、21日、アメリカAttributorが開発した不正コピー検知システムの説明会を開催した。
  これは、電子書籍や記事、コミックなどのメタデータを元に不正コピーを検知し、掲載サイトへの削除依頼までを一括受託するサービス。

  検知の対象は。電子書籍、コミック、ゲーム、ウェブ上の記事の4種類、
1日あたり数千万ページへのクローリングを行うほか、BitTorrentなどにアップロードが行われていないかも調査する。

  検出には、ISBNや著者名などのメタデータを利用することで、依頼者側がテキストや画像ファイルを用意する必要性がないという。
また、削除依頼なども行うため、依頼者側はデータの提供だけを行えば良いという。

  既に北米出版社上位10社中7社で採用されるなど、実績も抜群。他に南米やヨーロッパなどでもサービスを展開しているという。
  国内での価格は、新刊1点につき月額20万円程度。古い作品であれば月額1万円以下でもサービスを提供していくという。

  国内、海外を問わず、電子媒体での不正コピーは大きな問題となってきた。
技術とコピーとのいたちごっこが続くのが現状だが、このようなサービスの展開により、電子書籍の流通、浸透が進む一助となることを期待したい。


■詳しくはこちら
漫画や電子書籍の不正コピー発見サービス、米Attributorが日本で本格展開へ -INTERNET Watch

NSSOL、コンテンツ不正利用防止サービスを本格展開 - CNET Japan



オリジナル電子月刊誌「GEN-SAKU!」創刊!

  株式会社BookLiveは、22日、同社の電子書籍配信サイト「BookLive!」で、オリジナル電子月刊誌「GEN-SAKU!(ゲン‐サク!)」創刊号の配信を開始した。
 価格は299円。第2号以降は、毎週第4金曜日に配信される。

  創刊号の特集は「映像と出版の融合」。
  アニメーション編では丸田順悟、映画編では野地千秋へのインタビューを行っている。

  連載小説は、下記の6点。
「レイブン 漆黒の悪魔」(白土勉)
「夏休みなんかいらない」(金子修介)
「終わらない鎮魂歌を歌おう」(未乃タイキ)
「恥部」(山根直樹)
「デリ彼」(森山あけみ)
「メリーさんが出たよ」(沢城樹)

  「GEN-SAKU!(ゲン‐サク!)」では、「GEN-SAKU!育成コロシアム」と題し、毎号人気アンケートを行う。最下位作品は一回休載となり、代わりの新作が掲載。毎号この繰り返しを行うことで、クオリティの高い作品が掲載される形となるという。

  「GEN-SAKU!」では、映像化、ゲーム化、アニメ化、ゲーム化を目指したいとしている。
  既に電子雑誌としては、講談社の「BOX-Air」などがある。 「GEN-SAKU!」は、最初から実績のある作者を登用することで、早い段階からメディアミックスを目指した作品を生み出したい方針だ。
  秋頃には、連載作品を電子単行本として刊行する予定。


■詳しくはこちら
GEN-SAKU!

BookLive、オリジナル電子雑誌「GEN-SAKU!」を創刊 - 電子書籍情報が満載! eBook USER

hon.jp DayWatch - 電子書籍販売サイト「BookLive!」、読者参加型のオリジナル電子雑誌「月刊GEN-SAKU!」を創刊

「BOOK☆WALKER」Android対応版リリース!

  角川コンテンツゲートは、21日、角川書店グループの電子書籍書店「BOOK☆WALKER」のAndroid版のサービスを開始した。
  「BOOK☆WALKER」は、昨年12月に角川グループ直営の電子書店としてiPhone/iPad向けに公開されている。

  ラインナップは、同グループの文芸書、ライトノベル、コミック、新書を大幅に拡大し展開する。4月末までに約1000タイトルを配信する予定。

  同アプリには、人気作品の「生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1」、「テルマエ・ロマエI」、「知らないと恥をかく世界の大問題」の3作品の無料立ち読み版をプリインストールし、利用者の拡大を狙う。

  「BOOK☆WALKER」での支払いは、クレジットカード、またはWebMoney。Androidマーケットで無料ダウンロード後、各作品を購入する形式。

  なお、今回のAndroid版のリリースを記念して、期間限定で同グループ傘下の富士見書房のライトノベル20シリーズの第1巻を半額(230円)で提供するキャンペーンを行う。期間は5月21日まで。
  iPhone/iPad版利用者向けにも同様のキャンペーンを行う。


■詳しくはこちら
asahi.com(朝日新聞社):角川グループの電子書籍配信プラットフォーム 「BOOK☆WALKER」がAndroid端末にもサービス提供開始 - 企業リリース - ビジネス・経済

テルマエ・ロマエ I

Amazon.comがドイツ語版に対応!

  アメリカAmazon.comは、21日、電子書籍リーダー「Kindle」のドイツ語版を発売した。
  これに併せ、ドイツ向け「Kindle Store」を開設し、ドイツ語圏を対象とした「Kindle Direct Publishing(KDP)」も開始した。
  「Kindle Store」は、アメリカ、イギリスに続いて三カ国目の提供となる。

  ドイツ語版「Kindle Store」では、65万点以上のタイトルを用意している。
  ただ、ドイツ語版電子書籍は、2万5千点程度という。
  他国同様に、新聞・雑誌の定期購読サービスの利用も可能となった。

  KDPは、独立系出版社や著者に提供。他国同様に、書籍が売れるたびに70%の印税を支払う形になるということ。

  なお、ドイツでは電子書籍にも再販制度が認められており、価格は固定価格となるという。
  これは、再販制度への信頼の高い日本国内でも採用される可能性が感じられ、今後のAmazonの動きに注目したいところだ。


■詳しくはこちら
Amazon.com がドイツで「Kindle」発売、「Kindle Store」もオープン - japan.internet.com

hon.jp DayWatch - 米Amazonが欧州2国目としてドイツでも電子書籍端末「Kindle」を発売、現地の再販価格にも対応

電子書籍のつくり方・売り方

2011年4月21日木曜日

月額読み放題の電子書籍配信サービス開始へ!

  エムティーアイは、28日より、スマートフォン向け電子書籍配信サービス『yomel.jp』を開始する。
  大きな特徴は、月額315円で、小説が読み放題となるサービスとのこと。
  開始時には、およそ200タイトルほどを準備するとしている。

  配信作品は、推理小説や時代小説、舞台化、ドラマ化された著名作品など多岐にわたる。
  誰もが読みたいと思う作品を幅広く取り寄せることを提案している。
  月2回ほど一部作品の追加と入れ替えを行うという。
  対応機種は、Androd対応のスマートフォン(Android Ver.2.1以上)。

  サービス開始時のラインナップとしては、加藤実秋・著『インディゴの夜』。凜・著『もしもキミが』、岡本綺堂・著『半七捕物帳シリーズ』など。
  電子書籍だけのオリジナル作品も散見される。

  このようなサービスは、これまで見られなかったし、また紙版では不可能なサービスであった(マンガ喫茶のようなものはあったが…)。
  今後、どのような作品を用意していくのか期待したい。


■詳しくはこちら
~ドラマ原作小説「インディゴの夜」から、名作「坊ちゃん」まで~ 月額定額読み放題のスマートフォン向け電子書籍サービス『yomel.jp』誕生! | 株式会社エムティーアイ

yomel.jp|月額読み放題電子書籍サイト

放射能に関する書籍が続々無料公開!

  未だ行く末の分からない福島第一原発の事故を受けて、日本人の中でも改めて放射能への関心が高まっている。
  この中で、各出版社が放射能に関する正しい情報や問題提起を行おうと、放射に関する書籍を続々無料公開している。

  20日は、ナツメ社が、絶版となっていた同社の書籍『図解雑学 原子力』をiPhone/iPad用の電子書籍として復刊。
  同書は2002年9月に発売されたもので、内容も2002年当時のものだが、今後の原子力政策や事故を考える上で参考になればと提供されたものだという。
  現在は、AppStoreから無料でダウンロードできる。

  一方、岩波書店では3月28日に、同社の雑誌「世界」「科学」の一部論文を著者の了解を得て、無料公開。
  PDFファイルとして公開された論文は、「世界」2010年1月号の特集「原子力復興という名の危険な夢」から3論文、「科学」99年1月号掲載、97年10月掲載の2論文。
  現在は岩波書店のウェブサイトよりダウンロードできる。

  更に丸善出版では、同社刊行の書籍『身近な放射線の知識』、『知っていますか?放射線の利用』、『知っていますか?医療と放射線』、『理科年表 平成23年版』、『よくわかる身のまわりの現象・物質の不思議』、『元素の百科事典』月刊物理科学雑誌「パリティ」の放射能・原発関連書籍の一部を無料公開。
  更に『リスク学用語小辞典』『応用心理学事典』『ストレス百科事典』『ACP内科医のための「こころの診かた」ここから始める!あなたの心療』など、震災被災者の役に立つ書籍をPDFで無料公開している。

  他にも(本ブログエントリー参考)
   『もっとわかる 放射能・放射線』18日から無料公開!
 
  原発問題を問うコミック『パエトーン』無料公開!
など、続々と無料公開が続いている。

  放射能や原発事故は確かに恐るべき事故だが、本当なのは何なのか、こういった書籍や情報を通し、正しい情報を得ることが求められている。



■詳しくはこちら
ダウンロード等の情報もこちらから。
岩波書店
雑誌『世界』『科学』の一部を無料公開(3/28のエントリー参考)

丸善出版
地震・津波、放射線、心理学分野の書籍・本文無償公開 [丸善出版株式会社]

ナツメ社
【電子書籍の無料配信】 『図解雑学 原子力』

電子書籍が紙の書籍として出版!「OnDeck」のムック本に!

  インプレスR&Dは、20日、電子書籍(雑誌)「OnDeck」(オンデッキ)の創刊号から第5号までの注目コンテンツをまとめたムック本『電子出版への道 -OnDeckアーカイブ Vol.1-』を全国書店で発売開始した。
  同ムック本は、A4変形版、200ページで、1680円。

  「OnDeck」は、2010年12月に創刊され、電子書籍をテーマに、電子出版事業に関わる人向けの情報を掲載している。
  Epubを採用しており、スマートフォンやタブレットPCで読めるもので、画面に応じてコンテンツの表示形式を変化させる形式をとっている。

  今回のムックはEpub形式のファイルを、AdobeシステムズのDTPソフト「InDesign」を用いて、印刷用データに変換して出版したもの。
これまで紙の書籍を電子書籍に直して出版した形は複数あったが、逆のプロセスで出版されたケースはほとんど見当たらないという。

  なお、電子書籍のオリジナル号は、OnDeckの公式サイトで無料ダウンロードできる。Epub版の他にPDF版とKindle版も用意されている。

  ブログ主も毎号読んできた同誌。毎号、ネット上の情報を収集したページや特集など読み応えのある内容で、注目してきた。今回、通常とは逆パターンでの出版ということで、テストケースではあると思うが、電子版を紙媒体のテストケースや広告と考える出版社にとっては意味のある試金石となろう。
  携帯小説やブログ本のように、インターネット上で無料公開されている内容が、有料化され、大きなお金を生み出したケースは、これまでも散見される。
  今回、電子版の情報をそのまま印刷形式に直している点は、このプロセスを更に短縮させることとなり、電子版、紙版との違いがあまりなくなっていると思われる。その意味では、コストも削減できており、この点も注目される。


■詳しくはこちら
電子出版への道 -OnDeckアーカイブ Vol.1-

EPUBをInDesignでDTPデータへ変換して出版、電子雑誌「OnDeck」のムック本 -INTERNET Watch

インプレス、電子雑誌の過去記事を紙媒体で出版 2011/04/20(水) 12:45:56 [サーチナ]

hon.jp DayWatch - インプレスR&Dの電子雑誌「OnDeck」、EPUB→InDesignに変換してムック形式で全国書店で発売

電子出版イノベーションのビジネス実践誌 Impress Digital Weekly「OnDeck」(オン・デッキ)

Amazon.com、電子書籍の図書館貸し出しサービスを開始へ

アメリカAmazon.comは、20日、同社の電子書籍端末「Kindle」向けの電子書籍を全米の図書館で貸し出す「Kindle Library Lending」を年内に開始すると発表した。

これが開始されると、Kindleのユーザーは、アメリカの1万1千以上の図書館で電子書籍を借りることが可能になるという。
また、Kindle電子書籍は、Kindleコンテンツアプリケーションを搭載したパソコンやスマートフォン、タブレットPCからも閲覧可能。これにより、Android端末やiPhone、iPadなどからも借りることが可能になる。

Kindleユーザは、借りて読むだけでなく、ハイライトや注釈も書き入れができお、この情報は同じ作品を借りたり、購入したりした際も同期される。
現在、Kindleは、自分が購入した書籍を14日間、他のユーザに貸し出すことができるサービスを提供している。

小売り大手のAmazonにとって、本来、図書館は敵役ともなる可能性を秘めているが、この動きは、社会企業たろうと考えているのか、それともKindleユーザーを増やすことで、結果的に売上に繋げていくのかどうちらなのだろうか。
今後のAmazonの動向と共に、国立国会図書館のデジタル化推進などを進めているGoogleや日本国内の動きにも注目したい。


■詳しくはこちら
Amazon.com、Kindle電子書籍の図書館貸出しサービスを年内開始 - ニュース:ITpro

アマゾンの「Kindle」、図書館の電子書籍貸出に対応へ - CNET Japan

Amazon、図書館の電子書籍貸出サービス「Kindle Library Lending」を発表 - MdN Design Interactive - Webデザインとグラフィックの総合情報サイト

Amazon.co.jpがプリント・オン・デマンドを開始!

Amazon.co.jpは、19日、プリント・オン・デマンド(POD)プログラムを開始した。

これにより、顧客の注文により、1点から印刷・注文が可能となった
PODの導入では、約60万冊の書籍(洋書)が提供されることとなり、Amazon.co.jpの品揃えは大幅に強化されることとなった。
PODが導入された書籍では、常に出荷可能な状態となり、Amazonプライムやお急ぎ便の利用も可能となる。

PODでは、在庫を持つ必要がないため、読者や書店の注文が少ない洋書や専門書、特注本、大活字本などを取り扱いやすくなる。また、絶版本や希少本も扱える可能性が広がる。
一方、出版社側も在庫を持つ必要がないため、絶版や品切れ状態の本も販売可能となり、お互いにとって利益を生み出す可能性を秘めている。

Amazon.co.jpのPODには、ケンブリッジ大学出版局、Taylor&Francis、British Libraryなどの世界各国の大手出版社が参加。当初は、国内出版社の参加はないが、今後順次和書にも拡大するという。
Amazon.co.jpでは、出版社に提供してもらうPOD用のPDFファイルを一定期間無料でアップし、印刷やスキャニング費などの出版社にかかるコストもなるべく低く抑える方針で、今後日本の出版社の動向も注目される。

Amazon.comでは、2005年から同サービスが始まっている。
国内でも、三省堂書店神田本店で、その場で印刷・製本が可能な印刷機が導入されるなど、試行が始まっている。
今後、Amazon.co.jpの売上次第で、国内でもPODが広まっていくのかが注目される。


■詳しくはこちら
オンデマンドで製本…アマゾン・ジャパン : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

ASCII.jp:アマゾンがPODプログラム導入、書籍の品ぞろえを大幅拡大へ

アマゾン、オンデマンド印刷サービスを開始 - CNET Japan

2011年4月20日水曜日

auがAndroid対応電子書籍配信サイトをスタート!

KDDIは、auのAndroid搭載スマートフォン向けの電子書籍配信サービス「LISMO Book Store」を開始した。
現時点で、「LISMO Book Store」を利用可能なのは、auでは「IS03」のみ。今後、順次他機種にも対応を予定しており、一つのIDで最大5つの端末で閲覧可能となる。

サービス開始当初は、小説、実用書、コミック、写真集など約3万点を用意する。
また、20日の開始当初には、「週刊少年ジャンプ第16号」を無料配信する(27日まで再生可能)。

利用は、「LISMO Book Store」アプリをインストールすることで可能となる。
専用アプリ「LISMO Book Store」には、GREE、mixi、Twitterなどのソーシャルネットワークに簡単に感想を投稿できる機能やダウンロードしたコンテンツを本棚のように表示・管理できる機能、まとめ買い、一括検索機能などが搭載されている。

なお、同サービスの提供に合わせて、通常の2倍のポイントがつくキャンペーンやレビュー投稿者に4%のポイントがつくキャンペーンを6月30日まで行う。


■詳しくはこちら
au、複数端末で閲覧できるAndroid向け電子書籍配信サービス - ケータイ Watch

KDDI、Android向け電子書籍配信「LISMO Book Store」を提供 | 携帯 | マイコミジャーナル

au、Androidスマートフォン向け電子書籍配信サービス「LISMO Book Store」開始:MarkeZine(マーケジン)

KDDI、Android向け「LISMO Book Store」で週刊少年ジャンプ第16号を無料配信 - ITmedia +D モバイル

東芝が電子書籍配信をスタート!タブレットPCも投入!

東芝は、4月20日、電子書籍販売サイト「Book Place」を開設したことを発表した。
サービス開始当初は、コミックや文芸書など2万冊以上を用意し、今年度末までに10万冊を用意するという。

「Book Place」は、トッパングループのBook Liveとの協業。
PCとAndriodに対応し、電子書籍リーダー「ブックプレイスリーダー」をダウンロードし、電子書籍を閲覧する。
また、音声読み上げソフト「東芝スピーチ シンセシス」をダウンロードすることで、音声利用も可能。男声、女声の選択、読み上げスピードの調整が可能。対応書籍は6千冊を用意する。

また、同社ではタブレットPC「レグザタブレット AT300」も併せて発表。
同機種の特徴は、同社製の液晶テレビやブルーレイレコーダーとの連携とのこと。価格は6万円前後とお手頃価格となる予定。

電子書籍の配信事業には、既にソニーやシャープ、ドコモなどが参入するなど、乱立の様相を呈している。
出版社などのコンテンツ提供事業者としては関係する事態だが、消費者側がどこのサービスを利用するかに迷うこと、紙書籍と違いサービスの閉鎖と同時に購入した電子書籍が読めなくなる事態が想定され、あまり歓迎される事態ではない。
今後の様子も見守ることで、どのサービスを利用するか検討した方が良い時代となっている。


■詳しくはこちら
東芝、電子書籍ストア「ブックプレイス」をオープン - ケータイ Watch

東芝、電子書籍配信に参入 - MSN産経ニュース

東芝、電子書籍事業へ参入……電子書籍ストア「Book Place」を開設 | RBB TODAY (ブロードバンド、回線・サービスのニュース)

全売上を被災者に!『インターネット白書』電子書籍版が発売!

 株式会社インプレスR&Dは、4月18日、ます『インターネット白書2010』(財団法人インターネット協会監修、インプレスジャパン発行)および『ケータイ白書2011』(一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム監修、インプレスジャパン発行)の電子書籍版を発売し、2点の1ヶ月分の売上全額を、東日本大震災で被災した方へ寄付すると発表した。
 チャリティは、5月17日の売上まで行われる。

 『インターネット白書』は、96年の発刊以来、日本のインターネット状況の利用動向調査と専門家のレポートを掲載し、インターネットの可能性を紹介する作品。
 また、『ケータイ白書』は、携帯端末のインターネット化により活性化するモバイル市場を分析、調査、紹介している。

 『インターネット白書2010』『ケータイ白書2011』電子版は、紙版の半額程度の価格(3570円)で販売するが、紙版とは違い、「部」や「章」ごとに購入できるマイクロコンテンツ販売機能を持っている。これにより、必要な部分だけを購入できる。


■詳しくはこちら
「インターネット白書」「ケータイ白書」電子書籍化、売り上げを寄付 -INTERNET Watch

売上の全額を寄付、東日本大震災・復興応援企画第一弾『インターネット白書2010』『ケータイ白書2011』電子書籍版チャリティー4月18日スタート

libura PRO

インターネット白書2010

ケータイ白書2011

ついにで電子書籍が本を上回る!成長する電子書籍市場はどこまで伸びるか?

 ニューヨーク米国出版協会のまとめた2月の書籍販売市場統計報告発表によると、電子書籍の売上が、ペーパーバックやハードカバーなど、紙の本を抑えて「もっても売れている形態」となったことが分かった。

 電子書籍の売上は、前年同期比の202%増で9030万ドル(約75億円)となった。
 一方で、紙版の売上は、1億5680万ドル(約131億円)で、前年同期比で34.4%減となっている。

 2月に売上が伸びたのは、昨年のクリスマスシーズンにAmazonのKindleやバーンズ・アンド・ノーブルのNookやソニーのリーダー、AppleのiPadなどの電子書籍がプレゼントとして多数送られ、休暇後に電子書籍を購入した人が多いためと予測されている。

 なお、Amazonは、1月に電子書籍の売上がペーパーバック版を超えたことを発表しており、このKindleの普及が電子書籍の売上拡大に一役買っていることを示している。

 ニューヨーク米国出版協会は、アメリカの300社以上の出版社が加盟する業界団体。このため、発表された数値は卸値であり、小売りではこの2倍程度の市場となっていることが推測されている。


■詳しくはこちら
CNN.co.jp:電子書籍の売り上げ、「紙の本」を上回る 全米書籍市場で初

hon.jp DayWatch - AAP発表、米国内における2月単月の電子書籍売上高がついにペーパーバックを突破、No.1フォーマットに

ルポ 電子書籍大国アメリカ

恋愛小説のハーレクイン、新刊発売前に電子書籍を発売!

 恋愛小説を多数出版する出版社ハーレクインは、4月15日より、電子書籍のレンタルサイト「電子貸本Renta!」と提携し、電子書籍の販売を開始した。

 「ハーレクイン電子書籍」は、PC、iPad/iPhone、Androidに対応し、48時間レンタル版として、1冊315円で提供。
 電子書籍版は、紙版の2日前に発売し、紙版より安い価格で提供することで、同社のファンを集客する。

 また、現在紙版が品切れとなっている作品についても、バックナンバーとして電子書籍限定で復刊する予定もあり、今後が注目される。

 なお、5月12日までに会員登録すると、もれなくプレゼント作品を無料ダウンロードできる企画を行っている。


■詳しくはこちら
読みたい時にすぐ読める 恋愛小説のハーレクイン 電子書籍サイト「ハーレクイン電子書籍」オープン! 

ハーレクイン

ハーレクイン春号 2011年 05月号 [雑誌] 

原発問題を問うコミック『パエトーン』無料公開!

 漫画家・山岸凉子さんの短編コミック『パエトーン』(潮出版社)が、3月25日より無料公開され、これまでに15万回以上読まれているという。

 『パエトーン』は、ギリシャ神話に描かれた物語を現代に展開し、原発の是非を問う内容となっている。福島第一原発の事故を受けて、山岸さんより無料公開したいという意志があり、今回の決定に至ったという。

 同作品は、チェルノブイリ原発での事故を受け、同じことが日本で起こってもおかしくないとの思いから描かれたもので、まさに同作で描かれた事態が今まさに起こったことになった。

 同作品は、FLASHのコミックリーダーを使用しており、パソコンからアクセスし無料で読むことができる。
 読みたい方はこちらまで。



■詳しくはこちら
asahi.com(朝日新聞社):原発是非問う漫画「パエトーン」、電子書籍で無料公開 - 文化

【特別公開】山岸凉子「パエトーン」 :: ActiBook

ブルー・ロージス―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版) ---パエトーン収録

『もしドラ』Android対応電子書籍に!

 ダイヤモンド社は、紙版が250万部を超えるベストセラーとなり、アニメ化、映画化と話題になっているビジネス小説『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』 (もしドラ)のAndroid版を16日、リリースした。

 ダイヤモンド社は、当初より電子化を積極的に推進しており、オリジナルの電子リーダーを開発するなど、話題を振りまいてきた。
 また、同社の電子版は、紙版でベストセラーとなった作品が多いことも特徴で、紙版、電子版をうまく利用することで、出版界に新しい風を吹き込んでいる。

 『もしドラ』は、既にiPhone/iPad版がリリースされており、好評を博している。今回、成長著しいAndroid市場に乗り込むことで、新たな読者の開拓を狙う。

 iOS同様に、Androidでも同社の開発した電子書籍リーダーBookPorterを利用可能で、ほぼ同等の機能が提供される。

 なお、今回は『もしドラ』のほかに、『ピクト図解』『ピクト図解Lite』、
『大人げない大人になれ!』『ドラッカー 時代を超える言葉――洞察力を鍛える160の英知』『池上彰の情報力』の6作品も同時投入された。

 iPhone/iPad市場では旋風を起こしたダイヤモンド社のスタートだけに、今後もその動向を注目したい。


■詳しくはこちら
ASCII.jp:『もしドラ』 Android版、本日ついに発売!

ダイヤモンド社電子書籍サイト

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

講談社著名コミック計7800冊をAndroid対応電子書籍に!

 電子書籍販売サイト「eBookJapan」は、PCやiPad向けに販売している講談社の全電子書籍を4月15日よりAndroid端末向けにも発売することを発表した。

 現在、eBookJapanで発売中の講談社作品は、全7809冊(うちコミックが7120冊、文芸書が689冊)。この全てがAndroid端末向けにも発売されることになる。
 これにより、eBookJapanで販売される電子書籍総数は、約4万5千冊となり、業界最大手となる。


 講談社は、野間省伸氏のもと、業界最大手の意地を見せ、これまでも電子化に積極的に取り組んできた。昨今、Android端末が猛烈な勢いでシェアを伸ばしていることから、同社は他社に先駆けて取り組む模様。

 なお、これまでPC向けの電子書籍をeBookJapanで購入した人は、同社のトランクルーム機能を使うことで、自分のAndroid端末でも買った作品を読むことが可能。これにより、持ち運びできる電子書籍の有用性を実感できることになるだろう。

 今回、配信となるタイトルの一部は下記の通り。

『ジパング』(かわぐちかいじ)
『宇宙兄弟』(小山宙哉)
『寄生獣』(岩明均)
『無限の住人』(沙村広明)
『頭文字D』(しげの秀一) 
『魔法先生ネギま!』(赤松健)
『ダイヤのA』(寺嶋裕二 )
『のだめカンタービレ』(二ノ宮知子)
『きみはペット』(小川彌生)
『となりの怪物くん』(ろびこ)
『三国志』(吉川英治)
『徳川家康』(山岡荘八)
『蒼穹の昴』(浅田次郎)
『何でも見てやろう』(小田実)
『みんなの秘密』(林真理子)


■詳しくはこちら
講談社作品約7,800冊がAndroidに対応! Android向け電子書籍販売点数 業界最大級の4万冊突破! - CNET Japan

電子書籍・コミックはeBookJapan

電子書籍の基本からカラクリまでわかる本 (洋泉社MOOK) 

浅田真央の人生を描く作品!初電子書籍化!

 学研ホールディングスは、同社の運営する電子書籍販売サイト「学研電子ストア」(iPad/iPhone対応)にて、浅田真央の誕生から20歳の全日本選手権までを描いた電子書籍『浅田真央 さらなる高みへ』を配信開始した。
 価格は1300円(紙媒体より少し安くなっている)。

 『浅田真央 さらなる高みへ』は、電子化にあたり、すべての写真をカラー化。紙媒体では表現しきれなかった小さな写真もより大きく鮮明になっているのが特徴とのこと。

 内容は、浅田真央が誕生し、全日本選手権に20歳で出場した際までの、本人の喜びや悲しさなどがあふれたものになっている。
 今年2月に紙媒体で発売された作品の電子化で、電子化により新たな読者の開拓が期待できる。

 なお、今後、他の電子書籍販売サイトでの発売も予定している。


詳しくはこちら
浅田真央の20年間の全軌跡を描いた『浅田真央 さらなる高みへ』を全写真カラー版にて電子書籍化! - CNET Japan

浅田真央の20年間の軌跡が電子書籍で――「浅田真央 さらなる高みへ」 - 電子書籍情報が満載! eBook USER

学研電子ストア

浅田真央 さらなる高みへ 

浅田真央 20歳になった氷上の妖精 [DVD] 

浅田真央、20歳への階段 

『もっとわかる 放射能・放射線』18日から無料公開!

 北海道大学の科学コミュニケーション部門「CoSTEP」は、福島第一原発での事故がレベル7に達し、長期化していることを受けて、放射能に対する不安が強まっているため、放射能の基礎知識や人体の影響についてまとめた無料の電子書籍をホームページ上で18日から公開すると発表した。

 電子書籍は「もっとわかる 放射能・放射線」と題した40ページの冊子。中学生や高校生にも分かるように解説している。ダウンロードしてプリントアウトすることも可能で、学校教材として利用することも勧めている。

 ダウンロードは、こちらから(4月18日公開)。

■詳しくはこちら
放射能の知識、電子書籍で 北大が無料公開へ - 47NEWS(よんななニュース)

原発暴走列島

電子書籍市場は5年後に3500億円と急成長予測!

 2010年度の電子書籍市場は640億円程度と言われている。
 しかし5年後の2015年には、3500億円超と急拡大する見込みであることが、MM総研の調べで分かった。

 MM総研は、有料電子書籍の利用者127人の利用ジャンル、購入金額を分析。その結果、2010年度の電子書籍市場を640億円と見積もった。
 その上で、5年後の2015年には、3501億円に急成長。年平均成長率では40.5%と推定している。

 現状では、電子書籍市場の中心は、マンガ・コミックが162億円となり、全体の25%を占め、市場を牽引していることが分かった。
 その上で、他の電子書籍の購入額と紙媒体の流通バランスを相対的に評価した結果、5年後には、参考書や辞典、趣味生活ジャンル、文芸ジャンルがそれぞれ300億円程度を売り上げ、全体として成長すると推定している。

 これを個人ベースで考えると、一人あたり月間2000円程度の購入額となるという。2010年度には、電子書籍端末(タブレットを含む)が113万台販売されたが、これが5年後には639万台になると推測。
 利用者も1696万人に上るという。この数字から市場規模を推定すると上記の2000円程度となるという。
 しかしながら、現状ではアーリーアダプター層が多いタブレット購入者が一般へと推移する中で市場規模は拡大しても、平均額が上がるかどうかは分からない。実際には5年後、しかも各出版社や印刷会社、電子書籍会社がどのようなヒット作を生み出せるかにかかっていると思われる。

 さて、現状では電子書籍を知っている層は92%超。その中で購入者は18%強だという。電子書籍元年と呼ばれ、各種メディアでも大々的に取り上げられただけに認知は高まっているが、まだまだ利用に結びついていない現状が浮かび上がった格好だ。


■詳しくはこちら。
電子書籍サービス市場は2015年に3500億円超へ――それってどのくらいすごいの? - 電子書籍情報が満載! eBook USER

ASCII.jp:2010年電子書籍市場は640億円、5年後に3501億円も

MM総研、電子書籍サービスおよび電子書籍端末の市場展望を発表
日経プレスリリース


2010年度の電子書籍サービス市場規模は640億円、2015年度には5倍以上に…MM総研調べ | RBB TODAY (エンタープライズ、モバイルBIZのニュース)

2015年の電子書籍 

カドカワ・GREE、電子書籍で提携!

 角川グループホールディングスは、2月24日、GREEへのソーシャルアプリの提供を発表した。


 発表によると、角川グループのコンテンツを活用し、GREEで提供するというもの。早い段階で、『GOSICK』『涼宮ハルヒの憂鬱』『源氏物語』『ぺらぶ! a cappella love!?』を提供予定。当面は、GREEの会員層とも重なる10代から20代の読者が多いライトノベルを中心に展開するということ。

 更に、今夏には、ソーシャル電子書籍アプリを提供予定。
自分が購入した書籍を友達に紹介したり、自分の購入履歴や書評を共有したり、友達へプレゼントをしたりということが可能になるということ。

 将来的には、ユーザーの選択により、ストーリーが変わるなどの、紙の本では表現できなかった新しいコンテンツの開発を進めるという。

 なお、今回のプロモーションとしては、書店で販売中の書籍や販促物にQRコードをつけ、そこからのアクセスで限定アイテムが得られる取り組みや、同グループが運営する電子書店「BOOK☆WALKER」から「GOSICK」原作を購入すると限定アイテムが手に入るなどのキャンペーンを予定している。

 GREEの会員数は、2300万人。ゲームを中心としたコンテンツを展開し、またテレビコマーシャルなどを多用することで人気を集めている。特にアバターと呼ばれる仮想人格に付随するアイテムの人気は高く、Yahoo!オークションなどでも高額取引が目立つ。
 今回のプロモーションでもアイテムを活用するとのことで、ここからの集客には一定の効果があるものと思われる。

■詳しくはこちらから
●BCNランキング
角川のコンテンツを「GREE」で、人気ライトノベル『GOSICK』など4タイトルでスタート
http://bcnranking.jp/news/1102/110225_19414.html
●SankeiBiz(サンケイビズ)
角川・グリー、「SNS+電子書籍」で攻勢 今夏めどに市場参入
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110225/bsj1102250742004-n1.htm
●IP-NEWS
角川とグリー、電子書籍などのネットコンテンツ事業で業務提携
http://news.braina.com/2011/0225/enter_20110225_001____.html
●MarkeZine(マーケジン)
角川とグリー、「ソーシャル電子書籍アプリ」を提供
http://markezine.jp/article/detail/13437

絶版コミックから106万円の埋蔵金発掘!

 漫画家の赤松健さんが主催する株式会社Jコミ。
 赤松さんの漫画『ラブひな』が絶版状態にあったことから、昨今の電子書籍ブームの中で、もう一度漫画の価値を再確認しようと、漫画全編を無料公開し、そこに企業から広告を募ることで、営業収益を上げようと始まったもの。

 手法としてはとても簡単で(現在のところ)、漫画をPDF化し、その中に協賛企業からの広告を掲載。広告がクリックされることで、漫画家と会社の収益になるというもの。

 当初、赤松健さんの漫画、『ラブひな』を公開したところ、あっという間に200万ダウンロードを記録。
その後、新條まゆさんの『放課後ウェディング』、樹崎聖さん(原作・梶研吾さん)の『交通事故鑑定人・環倫一郎』(全18巻)、石岡ショウエイさんの『ベルモンド Le VisiteuR 』(全3巻)と続々公開。

 更にブログ上では、漫画家に支払われる広告費(純利益)の金額を公開。
 1月25日には新條まゆさんに52万5千円、更に2月24日には、樹崎聖さん・梶研吾さんに106万5千円を支払うことが公開されました。

 既に絶版となり、漫画家にも原作者にも(もちろん出版社にも)一銭も得られることがなかった作品が電子化により、これだけの金額を生み出すという事実。広告を入れるという新しい手法(出版社手動の雑誌や無料誌などは目新しくも何もありませんが)コンテンツからお金を得られることが証明できたということになります。

 今後、新型のコミックビューワーを投入。漫画の新しい読み方を提案する方式となる(ソーシャルリーディングや翻訳などなど)ようです。
 これからもJコミには期待です。

 なお、パソコン、携帯電話、スマートフォン、タブレットなど、どんな媒体でも読むことができますので、まだの方は是非。読者には回線料以外、一切お金はかかりませんし、永久保存できますので。

●ブログ(赤松健さん)
 (株)Jコミの中の人 
 http://d.hatena.ne.jp/KenAkamatsu/
●Jコミ
 http://www.j-comi.jp/

新・電子書籍レーベル発信!伊集院静さん提言

作家の伊集院静さんの提言を元にした電子書籍レーベル・デジタルブックファクトリーが誕生し、17日、設立記者会見が行われた。


伊集院静さんは、iPad、iPhone向けの電子書籍『なぎさホテル』を刊行。この中では、写真家の宮澤正明さんの写真が使われ、また音楽には井上陽水さんの曲が使われている。


今後は、人気アイドルグループ・SKE48や大衆演劇の人気女形・早乙女太一の写真集を出版する予定で、年間10点程度の出版を検討している。


作家主導の電子書籍レーベルには、2010年11月に、村上龍さんが立ち上げたG2010がある。村上さんの作品『歌うクジラ』には、坂本龍一さんの曲が使われるなど、これまでの書籍にはない試みが読者に受けた。
今回、伊集院さんが井上陽水さんの曲を使った背景には、村上さんの影響があるという。


デジタルブックファクトリーの会見では、各社の取り分についても注目された。
会見によると、iTunes経由の発売のため、アップルに30%の手数料、更に井上陽水さんの曲を使ったためにJASRACに7%の楽曲使用料、ホームページ制作会社のエムアップが15%とされた。
今後は作家に40~55%程度の印税が入り、電子書籍出版がしやすい環境を整えるという。


ちなみに村上龍さんの場合も使用料について注目を浴びていた。
発表によれば、Appleが30%、制作会社のグリオまたはG2010が20%、著者が40%となっている。村上さんの場合は、制作費回収前と回収後でスタンスが変わる点も注目を集めた。


今回の発表では、金額については詳しくは触れられていないが、twitter上では、伊集院さんがiTunesでの価格(1000円)について「高いと感じている」とするなど、価格についても今後柔軟な姿勢をとると思われる。


こういった作家主導の電子書籍レーベルが今後も多数登場し、電子出版ならではの新しい手法、そして文学が誕生することを読者として期待したい。


■その他の詳細はこちら。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/02/17/kiji/K20110217000264650.html
http://life.oricon.co.jp/84923/full/
http://blogs.itmedia.co.jp/yasusasaki/2011/02/post-61b2.html

アメリカ電子書籍市場は370億円に!

アメリカ出版社協会(AAP)の発表によると、2010年のアメリカでの電子書籍市場は前年に比べ、2.6倍となり、一般書籍全体におけるシェアで8.3%に達した。
金額では、4億4160万ドル(日本円で約370億円)とのこと。

AmazonのKindleやiBooks、Googleの書籍販売などが影響しているということ。
ちなみに教科書も含めた書籍全体は3.6%増の116億ドル余とのこと。


8.3%という数字を見たり、2.6倍との数字を見ると、電子書籍先進国に見えるアメリカ。
翻って日本を見ると、2009年度で574億円(前年と比べ23.7%増)と実は、世界でもトップクラスの電子書籍普及率だということが分かります。


一方で書籍全体では、前年比3.1%減と、非常に苦しい状態が続いている。
減少額は608億円で、電子書籍がこれに成り代わっているとも言えない状態だ。
今後、より電子書籍市場が拡大することは望めるが、一方で出版市場自体がこのまま沈降を続けるとなると、結果的に日本の出版文化は幸先の悪い状態だと言えそうだ。


■その他の詳細はこちら。
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021701000346.html
http://www.asahi.com/culture/update/0125/TKY201101250190.html

LG電子が裸眼3D携帯を発表。携帯電話も3D時代へ?

 LG電子は、同社の新しいスマートフォンを発表し、この中で、4.3インチ・裸眼立体視ワイドVGAディスプレイを搭載するAndroidスマートフォンを発表した。

 同機種・Optimus 3Dは、2つの5メガピクセルカメラを搭載。
 これで撮影した立体画像を、ディスプレイで裸眼立体表示するという。
 このほかにも立体視可能なゲームやUIの配信を検討しているという。


 発売は、2011年夏以降。
 日本での発売は未定。


 日本では、いよいよNINTENDO 3DSの発売が間近となっている。
 ゲームに引き続き、携帯と、3D市場はますます広がりそうだ。


■詳しいスペックなどはこちらから。
 http://k-tai.impress.co.jp/docs/event/mwc2011/20110216_427264.html

Appleが定期課金サービスをスタート!

 Appleは16日、定期購買方式での課金サービス、サブスクリプションサービスを発表した。
 このサービスは、既に予告されており、ようやくそれが形になった。


 発表によると、継続期間は週、月、隔月、三ヶ月、六ヶ月、一年と様々な既刊に対応しており、これまでの雑誌等の多くが対応できる形。
 AppStoreには、ビューンなどこれまでも定期課金システムを導入したアプリはあったが、更新のたびに、ユーザーが課金をする仕組みとなっており、面倒が生じていた。
 今回のサブスクリプションサービスにより、新聞、雑誌などを始めとする定期購読サービスが本格的に始まることになる。


 今回の発表では、いくつかの問題も見られる。
 一つは、アプリ外部での課金の禁止だ。
 すでにSONYのReaderアプリが承認されないなど、徐々にAppleの囲い込み姿勢は強まっていたが、今回の発表でその姿勢が明確になった。
 なお、既存のアプリは今回の範疇に入らないが、今後、この規制は厳しくなると思われる。


 もう一つが、AppStore以外で、定期課金を行っている場合、AppStoreでは同額、または更に定額で提供することが求められている点。
 これにより、Appleは顧客の囲い込みを強化し、他へ顧客が流れない仕組みを強化したと思われる。
 一方で、パブリッシャー側はAppStore以外の顧客も、結果的にAppleの支配下に置かれることになるわけで、自由さがなくなる。
 極端な話、記事に少しでもApple批判があれば、リジェクトされるような、メディアの間接的支配も可能になったということだ。
 今後の各社の対応が気になるところ。

■詳しい情報はこちらから。
 http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1102/16/news072.html
 http://www.phileweb.com/news/hobby/201102/16/630.html

Windows Phone7……マルチタスク化、twitter連携強化など第三のスマートフォンへ

 マイクロソフトが14日、Windows Phone7のメジャーアップデートを発表した。
 既にNokiaのスマートフォンへの採用が発表されているWindows Phone7。iPhone、Andoroidに続く、第三のスマートフォンとなるかが注目される。


 さて、今回の発表では、マルチタスク対応、IE9の搭載、Twitterとの連携強化、Microsoft Officeのサポートがポイントとなっている。
 先立つ、マイナーアップデートでは、コピペ対応が明らかになっているが、今後のメジャーアップデートでは、パソコン市場を席巻したこれまでの経験を活かし、大きな革命をももたらしてくれることを期待したい。


■その他の詳細はこちら。
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/internetcom/20110216-OYT8T00534.htm