2011年4月20日水曜日

ついにで電子書籍が本を上回る!成長する電子書籍市場はどこまで伸びるか?

 ニューヨーク米国出版協会のまとめた2月の書籍販売市場統計報告発表によると、電子書籍の売上が、ペーパーバックやハードカバーなど、紙の本を抑えて「もっても売れている形態」となったことが分かった。

 電子書籍の売上は、前年同期比の202%増で9030万ドル(約75億円)となった。
 一方で、紙版の売上は、1億5680万ドル(約131億円)で、前年同期比で34.4%減となっている。

 2月に売上が伸びたのは、昨年のクリスマスシーズンにAmazonのKindleやバーンズ・アンド・ノーブルのNookやソニーのリーダー、AppleのiPadなどの電子書籍がプレゼントとして多数送られ、休暇後に電子書籍を購入した人が多いためと予測されている。

 なお、Amazonは、1月に電子書籍の売上がペーパーバック版を超えたことを発表しており、このKindleの普及が電子書籍の売上拡大に一役買っていることを示している。

 ニューヨーク米国出版協会は、アメリカの300社以上の出版社が加盟する業界団体。このため、発表された数値は卸値であり、小売りではこの2倍程度の市場となっていることが推測されている。


■詳しくはこちら
CNN.co.jp:電子書籍の売り上げ、「紙の本」を上回る 全米書籍市場で初

hon.jp DayWatch - AAP発表、米国内における2月単月の電子書籍売上高がついにペーパーバックを突破、No.1フォーマットに

ルポ 電子書籍大国アメリカ

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