2011年4月21日木曜日

Amazon.com、電子書籍の図書館貸し出しサービスを開始へ

アメリカAmazon.comは、20日、同社の電子書籍端末「Kindle」向けの電子書籍を全米の図書館で貸し出す「Kindle Library Lending」を年内に開始すると発表した。

これが開始されると、Kindleのユーザーは、アメリカの1万1千以上の図書館で電子書籍を借りることが可能になるという。
また、Kindle電子書籍は、Kindleコンテンツアプリケーションを搭載したパソコンやスマートフォン、タブレットPCからも閲覧可能。これにより、Android端末やiPhone、iPadなどからも借りることが可能になる。

Kindleユーザは、借りて読むだけでなく、ハイライトや注釈も書き入れができお、この情報は同じ作品を借りたり、購入したりした際も同期される。
現在、Kindleは、自分が購入した書籍を14日間、他のユーザに貸し出すことができるサービスを提供している。

小売り大手のAmazonにとって、本来、図書館は敵役ともなる可能性を秘めているが、この動きは、社会企業たろうと考えているのか、それともKindleユーザーを増やすことで、結果的に売上に繋げていくのかどうちらなのだろうか。
今後のAmazonの動向と共に、国立国会図書館のデジタル化推進などを進めているGoogleや日本国内の動きにも注目したい。


■詳しくはこちら
Amazon.com、Kindle電子書籍の図書館貸出しサービスを年内開始 - ニュース:ITpro

アマゾンの「Kindle」、図書館の電子書籍貸出に対応へ - CNET Japan

Amazon、図書館の電子書籍貸出サービス「Kindle Library Lending」を発表 - MdN Design Interactive - Webデザインとグラフィックの総合情報サイト

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