2011年4月20日水曜日

カドカワ・GREE、電子書籍で提携!

 角川グループホールディングスは、2月24日、GREEへのソーシャルアプリの提供を発表した。


 発表によると、角川グループのコンテンツを活用し、GREEで提供するというもの。早い段階で、『GOSICK』『涼宮ハルヒの憂鬱』『源氏物語』『ぺらぶ! a cappella love!?』を提供予定。当面は、GREEの会員層とも重なる10代から20代の読者が多いライトノベルを中心に展開するということ。

 更に、今夏には、ソーシャル電子書籍アプリを提供予定。
自分が購入した書籍を友達に紹介したり、自分の購入履歴や書評を共有したり、友達へプレゼントをしたりということが可能になるということ。

 将来的には、ユーザーの選択により、ストーリーが変わるなどの、紙の本では表現できなかった新しいコンテンツの開発を進めるという。

 なお、今回のプロモーションとしては、書店で販売中の書籍や販促物にQRコードをつけ、そこからのアクセスで限定アイテムが得られる取り組みや、同グループが運営する電子書店「BOOK☆WALKER」から「GOSICK」原作を購入すると限定アイテムが手に入るなどのキャンペーンを予定している。

 GREEの会員数は、2300万人。ゲームを中心としたコンテンツを展開し、またテレビコマーシャルなどを多用することで人気を集めている。特にアバターと呼ばれる仮想人格に付随するアイテムの人気は高く、Yahoo!オークションなどでも高額取引が目立つ。
 今回のプロモーションでもアイテムを活用するとのことで、ここからの集客には一定の効果があるものと思われる。

■詳しくはこちらから
●BCNランキング
角川のコンテンツを「GREE」で、人気ライトノベル『GOSICK』など4タイトルでスタート
http://bcnranking.jp/news/1102/110225_19414.html
●SankeiBiz(サンケイビズ)
角川・グリー、「SNS+電子書籍」で攻勢 今夏めどに市場参入
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110225/bsj1102250742004-n1.htm
●IP-NEWS
角川とグリー、電子書籍などのネットコンテンツ事業で業務提携
http://news.braina.com/2011/0225/enter_20110225_001____.html
●MarkeZine(マーケジン)
角川とグリー、「ソーシャル電子書籍アプリ」を提供
http://markezine.jp/article/detail/13437

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